中小企業の社長・経営者と面談すると、その多くの方が経営幹部を始めとした社員が育っていないことを悩んでいらっしゃいます。社長自身、いろいろと対策を打ち、幹部社員の意識改革のため、外部の研修にも参加させたようですが、なかなか改善しないとのお悩みをよくお伺いします。そのため社長自身の時間を有効に使えず、社長としての仕事が十分出来ていらっしゃらないようです。
当社ではこれまで製造業、小売業、卸売業、建設業を始めとして幅広く、幹部社員の育成のご支援をしてまいりました。特に創業期・会社成長期・新規事業立ち上げ・企業再建・事業承継など企業のステージに合わせて、経営幹部に求められることも変化して参ります。当社ではすべてのステージを経験しているからこそ、今の段階だけでなく次の段階も見据えた支援をおこなっております。
現状把握である、幹部社員のヒアリングでは300人を越える経営幹部・次世代リーダーと面談をしております。社長と幹部の間にある、よくある認識のズレから生まれる問題、社長のみならず、幹部社員のお互いのお悩みの状況を、数多く目の当たりにし、それぞれの会社の状況にあった支援とコンサルティングメニューをオーダーメイドで提供しております。
経営者と幹部社員のヒアリングを通して、浮かび上がった課題に対する支援・コンサルティングプランをご提示します。コンサルティングプランの特徴としては次の3つが挙げられます。
(1)プロジェクト型、マンツーマン型
(2)ティーチング型とコーチング型
(3)実際の経営課題に対する取り組み
支援における考え方として、幹部社員一人一人が自らの役割を認識し、自ら考え動いていけるような姿となるような支援しています。社長のご意向やテーマに応じて、複数の幹部社員で課題に取り組むプロジェクト型と、各幹部職員が一人で取り組むマンツーマン型の2つのパターンにて支援します。
例えば、プロジェクト型の場合、幹部社員に関係するテーマにて、調査・ディスカッションをおこなうことで、他の部署の状況・事情を知り、お互いの視野を広げることを主眼に置いています。また、コンサルタントから経営に関する知識等を伝える社内研修も合わせて実施することで、学んだことが共通理解・共通言語となります。社員数名を派遣させる外部研修と異なり、多くの社員が知るきっかけとなるので、社内への定着・活用も早いです。
一方で、マンツーマン型は、社長からの与えられた特定の課題に対して、幹部社員が自ら取り組みます。コンサルタントは幹部職員のレベルおよび知識に合わせた個別資料・解説を加えることで、現状よりも視点を一段上げて行動を促して参ります。
プロジェクト型・マンツーマン型ともにコンサルタントが進行することで、検討内容のブラッシュアップ・軌道修正を適宜図っていきます。進行にあたっては、いろいろな知識・スキルを教えるティーチング型(Teaching型)のスタイルのみならず、当社では、幹部社員に気付かせるコーチング型(Coaching)のスタイルを多用しており、自らが考えることを促していきます。そのため、コンサルティングや研修・社内会議の場に社長にはあえて参加頂かない場面もあり、様々な意見を言えることを目的としております。
多くの経営者にヒアリングをすると、社員に前向きに働いて欲しいとのご要望をお伺いします。一方で、多くの社員は仕事を「やらされ感」を抱きながら働いているという状況がほとんどです。私自身の経験からも、「やらされ感」があると、折角の成長の機会を前向きに捉えることができません。
そこで、幹部社員と共に考える、伴走型の支援をおこない、自ら成功体験を経験してもらえれば、後は自ら実施できる自走型になると信じております。
また、当社が経営コンサルタント兼番頭代行として支援に入ることで、社長にとっても、我慢強く指導することからの一部開放され、社長ご自身の様々なお悩みも共有し、社長との伴走型コンサルティングを実施しております。
経営者ヒアリング
社員ヒアリング
研修・会議等
業種・経営者の意向・幹部人材の現状により、幹部人材に伸ばして欲しい能力はさまざまですが、以下の内容について幹部人材の成長支援をさせて頂いております。
以下のコンサルティングメニューを組み合わせながら、お客さまのご要望に応じオーダーメイドで研修・個別支援のご提案します。
大企業・中小企業・行政関係者など業界・職種問わず1000人以上のビジネスパーソンと面談して、見えてきた仕事がデキる人のコツ。「分ける」たったこれだけで、周りの評価が一変します。
フォレスト出版より2022年1月13日に発売します。
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・いつも仕事が時間通りに終わらないので残業や休日出勤が多い
・うっかりミスや見落とし、やり直し、上司からのダメ出しが多い
・仕事の段取りを組んだり、計画を立てるのが苦手
・上司や取引先から「何を言いたいのかわからない」とよく言われる
・トラブルが起きると頭の中が真っ白になってどうしたらいいのかわからなくなる
など、 本書はこのような仕事の「できない」をなんとか解消したいと日頃からお悩みの若手ビジネスパーソンの皆さま、そしてそうした部下をお持ちの管理職の皆さまへの処方箋です。
仕事の成果は、頭の良し悪し、センス、才能ではなく、「分ける」かどうかで決まるのです。