【106】気づくには、「質より量」

 

アイデアや改善策を

出せる幹部・幹部社員を

育成したいという

ご要望をよく受けます。

 

 

会社を大きくするのに

社長の能力だけでは

スピード感が出せない

からというのが背景です。

 

 

業態にもよりますが、

社員が10~30人程度であれば、

社長のアイデアや改善策で

成長することは可能です。

 

しかしながら、

30人以上になると、

事業規模も拡大し、

今の仕組みに

綻びが出てきます。

 

 

そこで、幹部・管理職の

アイデアや改善策が

より重要になるわけです。

 

 

しかし、なかなか、

アイデアや改善策が

出てこないのが現状。

 

 

それは、、、

 

 

社員が、決まった手順で

おこなうことに慣れている

 

ことにもよります。

 

 

 

そこで、まずはアイデアを

出させる訓練をします。

 

 

 

私の経験ですが、

サラリーマン時代、

出張先でのヒアリングで

100個用意しろと

言われたことがあります。

 

 

 

100個??

 

 

 

当初はその意味が

理解できませんした。

 

 

 

上司曰く、

 

「100個用意すれば、

そのうち大半は調べたら分かる

内容ばかり。」

「そこで調べたことを相手に

伝えつつ、ヒアリングすると

相手は『できるヤツ』と

思って回答してくれる」

と教えてもらいました。

 

 

 

当初は慣れませんでしたが、

経験でヒアリング項目が

出てくるようになりました。

 

 

 

話がやや逸れましたが、

アイデアなり改善策なり

質問なりなどを考えるには

まずは「質より量」が重要だと

思うワケです。

 

 

 

そこで社長が、

「くだらないアイデア」

と思いコメントすると、

そこで幹部・管理者は

考えなくなります。

 

 

だからこそ、お互い

忍耐強く、

「アイデアを出す」

「アイデアを受け入れる」

取り組みが必要なのです。