【155】問題を問題と思えるか?

 

前回、「自ら考え自ら動く」

自律型人材に向けて、

テーマを分解できる能力を

アップすることが重要

とお伝えしました。

 

 

そして、その実行に向けて

・現状(これまでの経緯・問題)

・今回の狙い・目的

・今回のゴール(目指す姿)

・今後の進め方

のいずれかでつまずく

ケースが多いとお伝えしました。

 

 

まずは現状把握についてです。

 

同じ現状を見ていても、

・社長が見ている現状と

・経営幹部・管理職が見ている現状

に認識のズレがあることがよくあります。

 

 

社長は、問題と思っていても、

経営幹部・管理職から見れば、

問題と思っていないことがあります。

 

要は問題を問題と思っていないワケです。

 

これは、

社長と経営幹部・管理職の間に

・見ている時間(短期・長期)

・危機感

の違いなどが背景にあると思います。

 

 

そこで、経営幹部・管理職が

問題を問題と思うためには、

経営者の視点に立って

物事を見るということが重要です。

 

 

経営幹部・管理職の問題意識の

低さも否めない点はありますが、

一方で、経営者のビジョンと

照らし合わせないと、

問題が見えてこないこともあります。

 

 

経営者がビジョンを発信し、

経営幹部・管理職と共有できているか

ということも彼らの問題意識の

醸成に重要なポイントです。