【164】バランス・スコアカード(BSC)の新たな活用法 その1

 

約10年前に

バランス・スコアカード(BSC)が

大手企業を中心に

活用が検討されました。

 

 

バランス・スコアカードについて

中には、よくご存じの方も

いらっしゃるかと思います。

 

バランス・スコアカードは

もともと会社の経営戦略の

実行のためのツール(道具)

として活用されてました。

 

 

ということで、

戦略がない・見えにくい会社は

戦略から考えましょうというが

当時のコンサルタントの

主なアドバイスでした。

 

 

自社の周り(外部環境)

自社の中(内部環境)

を分析をして戦略を

立てるわけです。

 

そして、バランススコアカード

で実行策を考えまとめていく。

 

 

今でも、その手順を

推奨されていらっしゃる方

もおられます。

 

 

その後10年、私は

中期経営計画・新規事業・

企業再生・後継者育成などの支援で

バランススコアカードと

向きあってきて、自分なりの工夫が

生まれてきました。

 

 

特に大手企業ではなく

中小企業向けの活用方法です。

 

 

これから少しずつ

お伝えしたいと思います。

 

 

今回はバランススコアカードで

現状を把握してみるということ

をお伝えします。

 

 

バランススコアカードは

戦略の実行を考える・チェックする

ツールですが、現状を振り返って

いま何をどう実行しているのかを

バランススコアカードを使って

現状把握してみるということです。

 

 

ビジョンを達成するために

・財務(会計)

・顧客

・業務

・学習と成長(組織と人)

 

の視点で

「自社の取り組みが

何にどう関わっているのか?」

を考えてみるのです。

 

その4つの視点が

上手くつながらなかったり、

つながったりなど考えていきながら

現状を把握していくことが

最初の一歩として重要です。