【197】中小企業の経営幹部・管理者に必要な分析・思考力(マネジメント研修:その4)

 

経営幹部・管理者に必要な

思考パターンを知る初歩の考え方として

ハーマンモデルをご紹介しました。

 

A~Dの4パターンありました。

 

今回から、それぞれの必要な

思考パターンをお伝えします。

 

 

まずは【A】タイプです。

 

 

【A】タイプは理性タイプで

「深く分析・思考したい」

という方です。

 

 

 

経営幹部・管理者に求められるのは

広い視野での分析・思考力です。

 

 

中小企業の社長・経営者から

よく頂くご相談として

 

「問題を問題と思わない経営幹部・管理者」

 

に関するご相談があります。

 

 

 

基本的に、

現状をそのまま受け入れているため、

現状に対する

 ・問題意識

 ・危機意識

が乏しいケースがあります。

 

 

極端な場合、

「社長に言われたことだけを

やっていればいい」

という方もいらっしゃいます。

 

 

 

そのため、

 

まずは

 

・現状何が問題なのか?

 

・将来どうなればいいのか?

 

を考えてもらうことが大事です。

 

 

 

それが最初の一歩です。

 

 

一方で、

 

現状の知識量の少なさから

見方が偏っているケースもあります。

 

 

そこで、マネジメント研修の中で

その人に必要な知識を身に付けてもらいながら

・広く考える

・深く考える

という視点を磨いてもらう場面が

重要だと考えています。

 

 

知識と

論理的思考力(ロジカルシンキング)

の組み合わせです。

 

論理的思考力となると

問題解決の場面でよく使われることがありますが、

当社においては、事業計画策定、目標設定などの

さまざまな場面において、論理的思考力を活用してもらい

研修を進めていきます。

 

 

単なる研修のテーマとして捉えてもらうのではなく、

実務により近い視点で活用することが大事なのです。