前回、ハーマンモデルをベースにした
経営幹部・管理者の
リーダーシップの特徴を
お伝えしました。
今回は、気をつけるべき点です。
それぞれ紹介していきます。
理性タイプの
【A】タイプは、
ミッションリーダーでした。
論理的な切れ者のリーダーですが、
その一方で、
・無感情
・無神経
・とっつき難い
・人を褒めない
など、人の気持ちに
配慮がやや欠ける
ことがあります。
次に、堅実タイプの
【B】タイプは、
タスクリーダーでした。
計画的できっちりとしているリーダーです。
その一方で、
・融通が利かない
・機械的に仕事をこなす
・細かいところで泥沼にはまる
など、杓子定規になってしまいがち
になります。
そして、人情タイプ
【C】タイプは、
コミュニケーションリーダーでした。
チームのキャプテンのように
巻き込み型のリーダーです。
その一方で、
・効率を優先しない
・お人よし
など、目的を見失ってしまう
ケースがあります。
最後、冒険タイプ
【D】タイプは、
ビジョンリーダーでした。
ビジョンを描き、
夢を語るリーダーです。
その一方で、ビジョンの大きさから
・奇想天外
・会話が飛ぶ
・展開の早い話
など、メンバーが付いてこれない
場合があります。
このように、それぞれのタイプは
一長一短あります。
部下のタイプによって、
自分の言動がどう影響を
与えているのかを考えながら、
行動したり話したりすることを
マネジメント研修で学んでもらいます。