【218】中小企業の幹部社員が経営者の目線に近づくためには(1)

 

幹部社員育成において、

経営者・社長からのご要望として、

「幹部社員が経営者目線を持って欲しい」

というものがあります。

 

 

背負っている責任の重さの違いから

完全なる経営者目線というのは

難しいかも知れません。

 

しかし、経営者目線に近づくよう

幹部社員の視点を上げるように

アドバイスしています。

 

 

セミナーや研修にて

幹部社員にお伝えしているのは

 

経営者・社長と

幹部社員の

「危機感のズレ」

 

を埋めることが経営者目線に近づく

 

ということをお伝えしています。

 

 

どの経営者・社長は

大なり小なり危機感を持っています。

そして、その危機感は

幹部社員・社員がもつ危機感

よりずっと大きなモノです。

 

 

経営者・社長と幹部社員の

危機感の違いは

 

 ①見えている世界

 (現実だけでなく理想も含めて)

 

 ②考えている時間軸のズレ

 

から起こる認識のギャップ

によるものだと思います。

 

 

 

①については、経営者・社長が抱く

理想にいち早く近づきたいという思いが、

結果的に危機感となります

 

 

②については、経営者・社長は

数年先、数十年先を考えながら

今を見ていることが多く、時代の変化に

ついて行こうと思いが、こちらも同様に

結果として危機感となります。

 

 

だからこそこの2つの視点で

幹部社員が経営者・社長と

同じ危機感を共有することが

経営者目線に近づくこと

だと思います。