【264】KPI(重要業績指標)に縛られてはいけない

 

中期経営計画や年間計画など策定の

コンサルティングにおいて

KPI(重要業績指標)の

設定をおこなう支援を

しております。

 

 

会社のビジョンを達成するために

中期経営計画や年間計画において

さまざまな目標値を設定します。

 

 

呼び方は

・目標

・管理指標

・KPI

・KGI

などさまざまです。

 

 

例えば、

財務面だと

・売上

・利益 

 

営業面だと

・訪問件数

・見積提出件数

 

製造現場だと

・歩留まり

・不良率

 

など、部門毎に設定するケースが

多いです。

 

 

それぞれその目標値達成に向けて

努力していくわけですが、

中には、実はKPI設定に適さない

ケースもあるのです。

 

 

経営層から数値目標の設定を求められ

それらしいKPIを設定したものの、

実はあまり有効なKPIではなかった

というケースです。

 

 

 

元々、会社・部門の目的があり、

それを数値で進捗管理ができるように

KPIにしたにも関わらず、

本来の目的ではなく、

KPIそのものを達成を

 

追ってしまうのです。

 

 

そして、KPI達成が評価と

結びついていれば、

本来の目的達成どころか

目先のKPI達成に目が行って

しまうケースもあります。

 

 

 

 

KPIは

目的達成されたかどうかを

「別に」表現する指標である場合

もあるため、過度にそれに

固執することは、あまりよくありません。

 

 

むしろ、KPIに縛られず、

「目的が達成しているのか」

「ほかにより適したKPIはないか」

という視点でPDCAで見直していく方が

単なる数値管理よりも前向きな

議論ができると思います。