【267】問題が発生した時の対策は「応急」と「恒久」で考える

 

会社で起こる問題は様々です。

 

 

クレームだったり、納期遅れだったり、

生産能力以上の注文が舞い込んだりなど。

 

そこで問題解決のために

対策を考えていくわけですが、

社内会議など対策考えていく時に

「応急」と「恒久」とで

考えていくことが重要です。

 

 

「応急」は、その場しのぎの対策

 

いわゆる「応急処置」「暫定対策」です。

 

 

例えば、発生したクレームを

何とか解決しないといけない。

目の前の問題の対策を

考えていくことです。

 

 

 

 

一方で「恒久」は、本質的な対策。

 

「恒久対策」です。

 

例えば、そもそもこのクレームが何故、起こったのか?

を分析しつつ、

 

次にクレームが起こらないようにするためには

どうすべきなのか?

もし起こったとき、どういう流れで対応するのか?

 

を考えていきます。

 

 

 

まず、すみやかに応急処置をおこない、

そして、じっくりと恒久対策をおこないます。

重要なことは、社内で議論する中で、

応急処置、恒久対策のどちらを話しているのかを

整理しておかないと、議論がかみ合いません。

 

 

そこで司会者は、いまどちらを話しているかを

メンバーに意識させながら、議論を進めていく

必要があります。

 

また、応急処置・恒久対策がスムーズにデキる特徴として、

「考え」や「スケジュール」を意識的・無意識的に

ちゃんと「分けて」考え、行動していることが挙げられます。

 

応急処置・恒久対策はその「分ける」一例にしか過ぎません。

 

分ける考え方は応急処置・恒久対策以外にも数多くありますし、

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