【310】事業承継コンサルティングで感じたこと(10)~まとめ・事業承継計画の必要性~

 

これまで、事業承継

コンサルティングにおける視点

 

1 攻め

2 守り

3 財務

4 後継者の得意・不得意・やる気

5 渡す人と受ける人との人間関係

 

についてお伝えして参りました。

 

この視点は、

創業から10年間、さまざまな

経営者・後継者の支援する中での

現時点での整理です。

 

 

ここ数年、事業承継が

テーマになっており、

株式などの財産承継

が中心になっていますが、

当社の専門領域としては

それ以外のお悩みでご相談を頂き、

支援しているケースが多かったように

振り返って感じました。

 

 

先日、終了した、

後継者を支える経営幹部育成

コンサルティングでも

先代の時代からの

・幹部の動き

・社内の雰囲気

がずいぶんと変わったと

評価を頂きました。

 

 

財産承継だけが

事業承継ではなく、

 

1 攻め

2 守り

3 財務

4 後継者の得意・不得意・やる気

5 渡す人と受ける人との人間関係

 

の視点で、どこからご支援していくかを

優先順位を決めていくことが

事業承継コンサルティングの難しさであり、

やりがいであると感じています。

 

 

その優先順位を決めた結果が

事業承継計画である

と思っています。

 

計画策定ありきでは、

いわゆる絵に描いた餅

になってしまいかねません。

 

 

当社においては

事業承継計画はあくまで

道具(ツール)なので、

ご支援している会社が

道具が必要かどうかに

合わせてご支援しています。

 

 

自社の承継において

 

 

1 攻め

2 守り

3 財務

4 後継者の得意・不得意・やる気

5 渡す人と受ける人との人間関係

 

の視点で一度検討されると

スムーズな承継が実現できる

のではないかと思います。