【406】中小企業の経営幹部に必要なスキル・能力(14)~見守る力~

 

次世代の経営幹部の育成を

クライアント企業から

依頼を受けています。

 

 

前回は

 

対話力

 

でした。

 

 

 

相手に合わせて

自分を客観視して

真摯に向きあっていく

そして、

その姿を相手に見てもらう

ことが重要だと

いうことをお伝えしました。

 

 

 

一方で、対話だけでありません。

 

 

自分の言動が社長・部下そして

顧客から見られているという

客観視(第9回)を意識しながら、

部下の長所や成長を見守る力も

求められます。

 

 

とある経営者は、

人材育成のコツについて

 

「任せて、見守る」

 

とおっしゃっていました。

 

 

任せて、丸投げにするのではなく、

・ちゃんとうまく出来ているか?

・困った場面にどう対処しているか?

と様子を見守り、必要な時には

必要な手助けをしているということ

なのです。

 

 

次世代の経営幹部は

業務能力が高い人が多いので、

・ついつい自分でやってしまったり、

・ついつい任せると(自分と同じように)

 勝手に進めるだろうと思ったり

してしまいがちです。

 

 

そこに見守り、関わる

という行動を意識するだけでも、

部下からの安心感は

違ってきます。

 

 

このバランスの取り方が

部下の能力・経験・感情によって

変わっていきます。

 

 

 

「任せて、見守る」

 

どのような関わり方を

次世代の経営幹部に

意識させていますか?