【440】KPI(重要業績指標)設定の2つの視点

 

先日、とあるセミナーで

KPIについて、お話をする

機会がありました。

 

 

前職でIT業界にいたことと、

バランススコアカードに関わっていた

こともあり、KPIには馴染みがあります。

 

 

先日、とあるネット販売の会社が

KPIマネジメントを積極的におこなっていた

という記事を目にしました。

 

 

KPIという考え方が

当たり前になりつつあり、

中小企業でも導入している

会社も少しずつ出ています。

 

 

このKPI、

重要業績指標と言っても

売上・利益以外のさまざまな

指標があります。

 

 

会社によって変わりますが、

・取引顧客数

・リピート率

・不良率

・資格者数

などなどです。

 

 

その中で、

「成果」といわれる指標のみを

設定する場合もありますが、

成果に至る「行動」「プロセス」も

KPIマネジメントでは

重要になります。

 

例えば、

成果が受注件数

とすれば、

行動が見積提出件数

のようなものです。

 

この両方を見て行くと、

 

行動のKPIが達成しても、

成果のKPIが達成していない

 

成果のKPIが達成しているのに

行動のKPIが達成していない。

 

 

このときに、果たしてよい

成果と行動のKPIの関係は

どうだったのかを確かめていくのです。

 

ひょっとしたら、もっと別の

KPIがあったかも知れません。

 

それによって、現場の重要とする

KPIが決まっていくのです。

 

企業によってはKPIは固定と

しているケースもあるかも知れませんが

仮説・検証しながら変えていくのです。

 

「行動」と「成果」の

2つの視点で管理していくこと、

是非自社のKPIや目標設定で

検討してみてください。