【454】既存の枠組みを外して考えることができるか?

 

次世代リーダーの人材育成において、

過去の職種がメリットになる面もあれば

かえってデメリットになる面も出てきます。

 

 

例えば、

営業だったら、

・売上は意識しやすい一方で

・利益や在庫のことはやや無頓着だったり

 

製造であれば、

・稼働率や良品率を意識しやすい一方で

・顧客の特別な要望を聞き入れにくかったり

 

などです。

 

 

その部署にとっては、

重要なことを意識なさっていますが

ポジションが上がっていくと、

その部署以外の視点で

ものごとを見ていく必要があります。

 

 

それは、

その部署で培った枠組みを

時には外して考えることに

他なりません。

 

 

 

そこには、

どちらが正しいということよりも

その時にはどちらを軸足を移すのが

よりbetterなのかを考えることが

重要になります。

 

 

 

二者択一で選択できるほど

経営は簡単ではありません。

 

そのバランスを取りながら、

最後にどういう腹決めをしていくかを

経験することが次のステップに

つながると思うのです。