【563】カッツモデルで人材育成の地図を見せる

 

先日、とある人材育成の

研修でカッツモデルを元に

会社から期待されている人材像

を次世代リーダーにお伝えしました。

 

 

自分が、経営者から

期待されているのは

どのようなことなのか?

 

という点は次世代リーダー

に限らず社員にとって

知りたい内容です。

 

 

しかし、人事制度で

評価シートを作っても

汎用的になりすぎて

次世代リーダーの成長に

マッチしないことがあります。

 

 

それは中小企業では

仕事内容が役職別に

固定的でなく組織の成長と

ともに変わっていくことが

多いからです。

 

 

そこで今何が経営者から

求められているかを

確認するためにカッツモデル

で全体像を確認することにしました。

 

カッツモデルとは米国の経営学者

ロバート・L・カッツが考案した考え方です。

 

 

カッツモデルとは、

役職者によって

求められるスキルを

まとめたものです。

 

 

例えば、

●一般社員だと、業務上のスキル

 (テクニカルスキル)

 

●管理職だと、縦・横と意思疎通するスキル

 (コミュニケーションスキル)

 

●経営層になると、新しいこと・将来を考えるスキル

 (コンセプチュアルスキル)

 

です。

 

次世代リーダーがそのカッツモデルと

いう全体像とともにその3つのスキルのうち、

どこが求められているかという知ることが

自分の立ち位置と目標を知ることになる

と思うのです。