【564】カッツモデルで自社なりの、その人なりの期待像を明確にする

 

カッツモデルとは、

社員~役職者によって

求められるスキルを

3つにまとめたもので

米国の経営学者

ロバート・L・カッツが

考案しました。

 

 

例えば、

●一般社員だと、業務上のスキル

 (テクニカルスキル)

 

●管理職だと、縦・横と意思疎通するスキル

 (コミュニケーションスキル)

 

●経営層になると、新しいこと・将来を考えるスキル

 (コンセプチュアルスキル)

 

です。

 

 

考え方としては

理解しやすいのですが、

漠然としていて、

企業で活用するには

工夫が必要です。

 

 

というのも

この3つのスキルを

洗い出すのは膨大な作業です。

 

 

 

しかし、

経営者が次世代リーダー

に求めるスキルは

3つに集約されています。

 

 

 

そこでそのカッツモデルを

共通の地図として、

よりその方にフィットした

スキルの表現を共有することを

とある会社では進めています。

 

 

コミュニケーションスキルから

一歩踏み込んで例えば、

噛み砕いて説明する力であったり、

コンセプチュアルスキルの中で、

企画提案するスキルなど

経営者と次世代リーダーが

イメージの沸くスキルを

共有することが重要なのです。