【584】中小企業がSWOT分析をした後に検討すべき大事なポイント

 

当社では創業から経営革新、

企業再生まで企業のターニングポイントに

おける支援を幅広く行っています。

 

 

以前、企業再生に

関わっていたときに

金融機関の担当者

から出た一言。

 

 

それは

 

「SWOT分析で強みを

どれだけ出しても、

経営再建できないのは

なぜでしょうか?」

 

 

SWOT分析で出てくる

 

「強み」。

 

 

SWOTの要素は

 

Sが強み(Strength)

Wが弱み(Weakness)

Oが機会(Opportunity)

Tが脅威(Thread)

 

です。

 

 

 

その強みでは

会社、商品、財務、経営者、人材

などいろんな視点で強みを

出すことがあります。

 

 

そこから、今後の経営戦略を

導いていくわけです。

 

 

しかし、この強みを出しても

なかなか戦略ができないこと

があります。

 

 

それは、お客さまと競合が

見えていないということがあります。

 

 

「強み」を単なるよいところ

で捉えたとしても、それが

お客さまが他社ではなく自社を

選ぶ理由にならなければ、

よい戦略にはなりません。

 

 

企業再生にかかわらず、

新たな方向性を考える時は

SWOT分析で、

強み・弱み・機会・脅威

を出した後、改めて、

「選ばれる理由」として

考え直すことをオススメしています。