【585】中小企業でのSWOT分析では強みを3つの視点で分け直す

 

SWOT分析で出てくる

 

「強み」。

 

 

SWOTの要素は

 

Sが強み(Strength)

Wが弱み(Weakness)

Oが機会(Opportunity)

Tが脅威(Thread)

 

でした。

 

 

Sの強みでは、

会社、商品、財務、経営者、人材

などいろんな視点で強みを

出すことがあります。

 

 

しかし、この強みには

 

①お客さまに選ばれる理由に関係するもの

 

②売上・利益に直結するもの

  

③プラスのもの・いいこと

 

の3つの視点に分け直すと、

今後の方向性の検討を行いやすくなります。

 

 

特に業績が厳しい中小企業の

経営改善などで、「強み」を

導き出す観点においては

 

①お客さまに選ばれる理由に関係するもの

 

②売上・利益に直結するもの

 

を重点的に確認することが重要です。

 

 

ひょっとしたら、強みと言っても

③のものがほとんどであったり、

③の中にも、①や②の原石が

あるかも知れません。

 

 

経営改善のコンサルティングなどでは、

 

まず①の視点において

 

・誰にどんな理由で選ばれているのか?

 

・これからも選ばれる理由をどう創り込んで

 いくのか?

 

を経営者・社員の方と考えていきます。

 

このように強みを3つに分けることで、

企業が抱えている課題が浮き彫りになっていきます。