【654】中小企業のPDCAサイクルの「Do」には、2つの「Do」がある

 

 

当社では、家業から企業に向けた

コンサルティング・研修をおこなっています。

 

その時に、PDCAを回せるための

ガントチャート式経営計画の作り方と

PDCAを回す時のアドバイスをしています。

 

PDCAとは

・P(Plan:計画)

・D(Do:実行)

・C(Check:確認)

・A(Action:修正)

の略です。

 

 

PDCAを回すためには「行動できる」

計画にすることが重要なのです。

 

 

行動できるレベルとは「その計画を見て

行動がイメージできる」ものです。

イメージできないものは行動できません。

 

例えば、「新商品の開発」と「売上アップ」と

経営計画に記載されていても、何をしていいのか

分からない状態になりがちです。

それは社員だけでなく、作成した経営者もそうなる

こともあります。

 

 

それゆえ、行動を具体化することが重要なのです。

 

 

その行動(Do)には、

 

(1)毎日継続的におこなう行動

 (場合によってはレベルアップもあります)

 

(2)複数の行動を組み合わせた活動

 

 

の2種類に分けられます。

 

 

 

(1)は、整理整頓や清掃などで

毎日継続的に実行するものです。

 

いわゆる「継続は力なり」の行動です

 

 

(2)は、ゴールに向かって逆算で

行動を考え積み上げていくものです。

 

当社ではガントチャート式経営計画で

この支援をしています。

 

 

(1)(2)ともに、行動が具体的でなければ、

行動に起こすことはできません。

 

そこには、数値化したり、担当者を決めたり、

対象範囲を絞ったり、ゴールを決めたりなどの

行動の具体化の工夫が必要です。

 

 

この2つの行動を忘れずに着実に実行する

ことが経営ビジョン・経営計画の達成に

つながるのです。