【677】全体を分ける、部分を追加をして全体を形作る

 

当社が行っている「分かる」は「分ける」研修。

 

 

中小企業の経営幹部・管理職の方を対象に

視野を広げるための全体観のトレーニング

を行っています。

 

この「分ける」という考え方。

・AとBは違う

・A+Bで全体示すなど

全体と部分という考え方に成り立っています。

 

 

この分けるですが、

 

・全体を捉えた上で、複数のことに分ける考え方

 

・全体を十分に把握できない中で、分けられたもの、すなわち部分を

 追加することで全体を形作るやり方

 

この二つの考え方で分けるというものは成り立っています。

 

 

前者のやり方として、

例えば、製造業で問題を分析する際に

4Mという考え方があります。

それは何か問題が発生した時に

・機械の問題

・人の問題

・材料の問題

・方法の問題

ということで、問題の原因の可能性を

分けて考えていきます。

 

 

後者のやり方として

例えば、会議を開こうと思った時に

・いつやるのか

・どこでやるのか

・誰を呼ぶのか

など考えられる要素(項目)を

ひとつひとつ追加して全体を形作るやり方です。

 

 

両者とも結果的に全体と捉えた上で

部分に分けられているのが特徴です。

 

・全体から部分に分けること

・部分から全体を作り上げること

 

この両方を行ったり、来たりさせることが

経営幹部・管理職が次世代リーダーが

全体観をとらえるために重要なことだと思っています。

 

例えば前者の製造現場の4Mについても、

この考え方はあくまで製造現場で不良が発生する要因であるため

製造現場以外で不良が発生する要因はないのかと要因を分けて

考えることが重要です。

 

 

 

 

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