【682】中小企業の仕組みづくりには、青信号・黄色信号・赤信号の数値管理を考える

 

当社でおこなっている仕組みづくりでは、

数値管理のお手伝いをしています。

 

 

数値管理というと

 

・売上を○○円まで引き上げる

・原価率を○○%まで引き下げる

 

目指すべき数値、目標数値という

イメージがあると思います。

 

 

そういう目標にすると、

部署によっては無理矢理、目標数値を

設定することになりがちです。

 

 

しかし、数値管理は数値目標の設定

だけではありません。

 

 

管理すべき数値が安定していることも

重要です。

 

 

例えば、人で言うと体温が平熱であることが

重要ですが、目標数値になるということは

あまり聞きません。

 

むしろ、体重とか体脂肪とかなどが目標数値

になります。

 

しかし、高熱になれば、体温はすぐに問題になります。

 

会社でも、売上目標だけでなく、在庫数などが

どのぐらいに水準にあることが適正なのかという

・青信号(OKレベル)

・黄色信号(注意レベル)

・赤信号(危険レベル)

ということを設定していないケースが

あります。

 

数値目標中心の会社であれば、

特に疎かになりがちです。

 

数値管理では

・目標数値の設定と努力

のほか

・重要指標の青信号・黄色信号・赤信号の設定・管理

をしておくことが会社運営を平常に

保つということにも繋がります。