【701】「分ける」力は段取り力にも活かされる

 

「分かる」は「分ける」

 

先週、とある会社のロジカルシンキング研修で

繰り返しお伝えしたフレーズです。

 

 

この「分かる」は「分ける」は教育用語で、

 

・はじめの「分かる」は、理解できていること

・あとの「分ける」は、分解・分類できていること

 

ということです。

 

 

すなわち、ものごとを理解できているのは、

AとBの違いが分かっているということです。

 

 

ロジカルシンキングの前提として、

「分ける」という作業があります。

いわゆるMECE(漏れなくダブりなく)

という考え方があり、分ける重要性というのは

同じです。

 

 

しかし、MECE(漏れなくダブりなく)だけお伝えしても、

それってロジックツリーを作るときにだけだと勘違いされる

方もいらっしゃいます。

 

 

実はこの「分ける」ということ、仕事ができる方が

無意識的・意識的にしていらっしゃると最近感じてきました。

 

 

そして、業種・年齢・職種に関係なく、極端な話、

入社間もない方も、「分ける」を意識した発言をされます。

 

 

それは、ロジカルシンキングということではなく、

仕事の段取りについても、

・あれをやって、それをやって、

・その前にこれもしないといけないな

という風に、段取りを行動に分けていらしゃいます。

 

 

ステップ分けという言葉があるように、

ステップを分けないと、人は理解できないのです。

 

 

この分けるということは、今の仕事力をアップするのに

ベースとなるスキルだと思っています。

 

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