【717】分ける目的を見失わず、全体を忘れないようする

 

現在、様々な企業様の研修において

「分ける」というスキルの大切さを

お伝えしております。

 

 

デキる人が意識的・無意識的におこなっている

スキル「分ける」技術を使って

・知り得た周りの情報のほか

・自分の思考・発言・行動・対応

を分けていらっしゃいます。

 

 

「分ける」ことに慣れていないと、

闇雲に分けてしまい、本来の目的を見失ったり、

部分に陥ってしまい、全体が見えなくなったりします。

 

 

分ける心構えとして

・4つの分ける目的を忘れないということ、

・分けつつ、全体像・全体図を忘れないようにすること

が重要です。

 

目的については、

 

(1)情報や思考を整理整頓し、過不足を洗い出すため

(2)曖昧なこと、もの、流れを具体化するため

(3)結果につながる原因を解明するため

(4)全体を俯瞰して、統制・改善をするため

 

といったことがあります。

 

一方で、全体像・全体図を忘れないようにというのは、

分けるというのは、仕事をスムーズに進めるための「手段」です。

分ける作業を進めていくと、つい細かいところに焦点が当てがちです。

 

まさにズームインです。

 

そこで、時には分けたものをズームアウトしながら、

全体像・全体図を見ることを忘れないようにすることが大事です。

 

「そもそも、何のために分けているのか?」(目的)

「分けたら、何が分かるのか?」(発見)

「分けた後で、次のステップに進めるのか?」(行動)

という視点を持つことが大事です。

 

 

 

 

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