【647】中小企業でPDCAが回らない理由は、実行できる計画になっていないから

 

当社では、経営計画をはじめとして

中期経営計画や経営改善計画

などを作成のお手伝いをしています。

 

 

中には過去に自社で中期経営計画を

作ったにもかかわらず、PDCAが

回せていないので、ご依頼頂くケースもあります。

 

PDCAとは

P(Plan:計画)

D(Do:実行)

C(Check:確認)

A(Action:修正)

ですね。

 

 

中小企業で、このPDCAが回らない理由の多くは、

そもそも、実行できる計画になっていないからです。

 

 

 

 

 

例えば、

 

・数値計画中心の計画

 

 

・現状分析中心の計画

 

 

・スローガン中心の計画

 

だと、どんなことに頑張ってよいのか

社員も、そして作成した経営者自身も

分からないことさえあります。

 

 

だからこそ、PDCAを回すためには

行動できる計画にすることが重要なのです。

 

 

行動できるとは

 

・その計画を見て行動がイメージできる

 

ものです。

 

イメージできないものは行動できません。

 

 

顧客満足の追求と記載されていても

何をしていいのか分からない状態です。

 

 

だから、行動を具体化することが重要なのです。

 

 

 

その行動には2種類あり、

 

(1)毎日継続的におこなう行動

 (場合によってはレベルアップもあり)

 

(2)複数の行動を組み合わせた活動

 

 

です。

 

(1)は、整理整頓や清掃などが

毎日たゆまずおこなうものです。

 

 

(2)に、当社がオススメしている

ガントチャート式経営計画

のように、ゴールに向かって

逆算で行動を考え積み上げていくものです。

 

 

(1)(2)ともに、行動が具体的でなければ、

行動に起こすことはできません。

 

 

そこには、

数値化したり、担当者を決めたり、

対象範囲を絞ったり、ゴールを決めたり

などの行動の具体化の工夫が必要です。

 

 

(2)のガントチャート式経営計画では、

1つ1つの行動を具体化していく過程で、

上記のことを盛り込んでいきます。

 

 

経営計画を作っても、

PDCAが回っていない中小企業は

ガントチャート式経営計画を作ることを

オススメします。