先日、NHKの子供向けの
教育番組を見ていたら、
小学生が、KJ法を使って、
自分たちの意見を整理していました。
KJ法とは、文化人類学者の
川喜田二郎氏(東工大名誉教授)が考案した手法で
ファシリテーションやワークショップなどで
よく使用されます。
具体的には、いろんな意見や考えを
付箋やカードなどに1つずつ書いて、
似たようなものや関連性があるものを集めて、
グループにして見出しを、内容を整理して、
議論を進めやすくしていきます。
私自身は、30歳前後に
学んだ内容でしたが、
小学生がもう使っているのを
見て大変驚きました。
その一方で、KJ法は
小学生から大人まで
幅広い層に使えるツールだと
納得しました。
KJ法のような
シンプルだけれども、
幅広い世代に活用できる
パワフルなツールと
再認識した番組でした。
KJ法に見られる、
グループ分けする考え方、
すなわち、「分ける」ということは
情報に限らず、
- 発言
- 活動・アクション
- 思考・視点
- 業務・手順
- 時間・スケジュール・段取り
- 役割
- 問題が発生した原因
- 営業対応
など、自ら分けることが仕事を行う上で
主体的に「分ける」ということは重要です。
当社では、「分ける」ということを
仕事のベース(土台)となるスキル
と考えております。
この「分ける」に関心がある方は、
以下のコラムをご一読ください。