チームで学び・実践する、「分ける」思考の習慣化研修

このような部下の指導で苦労した経験はありませんか?

 

  • 目標は勝手に上から降りてくるものだと思っているので、目標を与えないと自分で設定できない
  • 既定路線の戦略、企画しか出てこない
  • 部下がロジカルに仕事の計画を説明できないので、何を考えてどう行動したいのかが分からない
  • 方針を出しても行動できず、指示をいちいち細かく出さないといけない
  • 状況が変化すると、すぐに仕事がストップしてしまう
  • 段取りがとにかく悪く、手戻りが多い
  • 部下の報告が支離滅裂で何を言いたいのかわからないので、いつも細かく何度も聞き直さないといけない
  • 文書(報告書、社内文書、企画書、提案書、引き継ぎ書等)が支離滅裂で、直しに手が掛かる
  • 報告相手の知りたい事を意識した文書を作成できない
  • 表面的な問題しか意識できないので、その場しのぎの対策しか出てこない
  • 仕事のフローが意識できていないので、解決策が個別最適となり、全体最適な問題解決にならない
  • 事実と意見(仮説)が混在してしまっているため、効果的な解決策が見出せない

これは、私がお付き合いしてきた企業経営者や管理職の方からお伺いする部下についてのお悩みの代表的なものです。私は、これらの改善のためにいくつものコンサルテーションや社員研修を実際に行ってきました。

 

また、同じ問題を共有する大手企業・自治体の管理職や中小企業経営者と議論を重ねました。そして全ての根っこにある、ある1つの問題点に行き着きついたのです。

 

それは、これらの部下の方が

 

“ものごとを「分けて」考える習慣がない”

 

ということでした。

 

「わかること」は、「分けること」

問題を抱える部下の方は、実は「仕事のセンスがない」のではなく、普遍的な思考のコツ=「分けて考える習慣」がないだけということにお気づきでしょうか?

 

先ほどのお悩みも、実は下記のような根本原因(真因)に起因しているのです。

 

 

  • 目標は勝手に上から降りてくるものだと思っているので、目標を与えないと自分で設定できない

  →現状を「分けて」見られないので、効果的な目標設定ができない

  • 既定路線の戦略、企画しか出てこない 

  →内外環境を「分けて」考えるとともに、効果があることと少ない事を大胆に「分けて」戦略を立てられない

  • 部下がロジカルに仕事の計画を説明できないので、何を考えてどう行動したいのかが分からない 

  →仕事のフローを自分で細かく「分解」してアレンジしていない

  • 方針を出しても行動できず、指示をいちいち細かく出さないといけない 

  →方針(目標)を、行動に「分けられていない」

  • 状況が変化すると、すぐに仕事がストップしてしまう 

  →変化点と目標のギャップを捉えて、目標から逆算してステップごとに「分け直す」ことができない

  • 段取りがとにかく悪く、手戻りが多い 

  →事前に「段取り分け」してから仕事にかかる習慣がない

  • 部下の報告が支離滅裂で何を言いたいのかわからないので、いつも細かく何度も聞き直さないといけない 

  →事実と意見、時系列の流れなどに「分けて」会話できない

  • 文書(報告書、社内文書、企画書、提案書、引き継ぎ書等)が支離滅裂で、直しに手が掛かる 

  →事実と意見、時系列に「分ける」こと加え、文書の目的を分けて理解していない

  • 報告相手の知りたい事を意識した文書を作成できない 

  →目的とは別に、報告相手ごとの興味点をそれぞれに「分けて」認識していない

  • 表面的な問題しか意識できないので、その場しのぎの対策しか出てこない 

  →真の課題まで深く掘り下げて「分析」していない

  • 仕事のフロー(流れ)が意識できていないので、解決策が個別最適となり、全体最適な問題解決にならない 

  →フロー(流れ)を「分けて」、全体の流れ(過程)とアウトプットの関係を鳥瞰できていない

  • 事実と意見(仮説)が混在してしまっているため、効果的な解決策が見出せない

  →客観的な視点で事実と意見を「分けられていない」

 

 そこで、この度ヒトサクラボは“Segment Thinking(分ける思考)の習慣化”という教育プログラムを企画いたしました。

Segment Thinking研修の目指すところ

 

「分ける思考=Segment Thinking」の習慣化を目指します

  • 「上司と部下」のセットで受講していただき、「分ける思考」がグループの中の共通認識になるようトレーニングします。
  • 研修はあなたのグループの中で「PDCA(PLAN、DO、CHECK、ADJUST)サイクル」がまわることをイメージして設計してあります。
  • PDCA段階を主任層と担当層に分けます。
  • 勉強ではなく「実践」を強く意識します。成果を捕捉しながら発展させる形で、継続性を持たせる構成になっています。(担当から受ければ4回構成)
  • 日頃から課長が部下に「分けること」を意識させながら仕事を進めるような取り組みになり、組織力がアップします!

本研修は、従来の思考系教育とは一線を画します!

  • ロジカルシンキング・クリティカルシンキングと一線を画し、シンプルに「分ける」スキルを実践で身につけます
  • 研修を受ける「義務」「負担感」軽減し、日頃の仕事の時に「意識する」だけでアウトプットが変わってくることを目指します。
  • 「継続性」のために、使いながら「変化」を感じてもらうための「報告会」を実施します。

「分ける」思考の習慣化研修 カリキュラム例

課長・主任向け(2回)

■Plan:計画(1日を想定)

  1. ガイダンス
  2. 分ける重要性と分ける思考のヒント
  3. 演習①:身の回りのものを分けてみよう
  4. 計画立案ツールの紹介(ガントチャートのポイント)
  5. 演習②:ケース演習(ガントチャートを作る)
  6. (主任向け)自身の仕事のガントチャート作成(演習)
  7. (課長向け)部下への指導ガイド(説明)※別室にて

 

■Adjust:修正・課題発見(1日を想定)

  1. ガイダンス
  2. 前回作成ガントチャートの報告会(進捗)
  3. 分ける思考のヒント(課題発見の方法)
  4. ケース用知識補充(バランス・スコアカードの説明)
  5. 演習:ケース演習(バランス・スコアカード、真因、対策)
  6. 演習:現状の仕事の真の課題、対策
  7. 共同演習(課長と主任):グループのバランススコアカードを作成
  8. 発表

主任・担当向け(2回)

★Check:確認・報告(1日を想定)

  1.  ガイダンス
  2.  分ける重要性と分ける思考のヒント
  3.  演習:身の回りのものを分けてみよう
  4.  報告ツールの紹介(事実と意見、5W1H、ソラ・アメ・カサ、優れた報告書とは)
  5.  ケース演習:報告書を作る
  6. (主任向け)実践演習:今後部下と使う報告書フォーマットを作る
  7. (担当者向け)実践演習:今取り組んでいる事についての業務報告書を作成

 

★Do:実行・段取り(1日を想定)

  1. ガイダンス
  2. 担当の作った報告書の紹介
  3. 分ける思考のヒント
  4. ケースに入る前に(段取りの知識)
  5. (担当向け)段取りケース(演習)
  6. (主任向け)部下への段取りアドバイス(説明)※別室にて
  7. 発表
  8. ケース解説
  9. チームと個人のPDCA(演習含む)

 

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